銀杏の盆栽の育て方

銀杏(イチョウ)の盆栽

独特の葉の形を見ただけでそれと分かる銀杏の樹。
夏の緑の葉でも間違えることはありませんが、やっぱり秋になって黄色くなった葉はもみじの紅葉に負けず劣らず目を引くものです。
また実も銀杏(ギンナン)として食用にされ、味覚の面でも秋に欠かせないものとなっていますね。

いっせいに黄葉した銀杏の並木を歩くのもいいものですが、
盆栽として、
自分だけの銀杏の樹で秋の訪れを感じるのも、いいものではないでしょうか。

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いちょうの育て方

銀杏(イチョウ)って?

銀杏(イチョウ)の特徴

銀杏はやっぱりその葉の形が特徴的です。
扇形に広がった葉はまさにイチョウ特有のもので、つい手にとってみたくなりますね。
葉が大きいものは見栄えはしますがバランスをとりにくい部分もありますので、できれば小さめの、葉性の良い樹を手に入れられるといいですね。

雌雄異株で、ギンナンが生るのは雌株だけです。
雄株と雌株の2本があれば実をつけることもできます。
ただ、ご存知かと思いますが果肉は結構な匂いを放つので、ご理解のほどを。

盆栽として育てられるイチョウの中に「乳イチョウ」と呼ばれるものがあります。
これは、イチョウの木が空気中の水分を吸収しようとして伸ばす「気根(きこん)」のことを乳房に見立てて、それが出ている樹のことを乳イチョウというのだとか。
どのイチョウの木からも出るわけではないので、園芸用の品種として考えてもよさそうですね。
非常に長い時間をかけないと気根は育たないので、貴重なものでもあります。

銀杏(イチョウ)の盆栽の作り方

銀杏(イチョウ)の剪定

生育の旺盛な樹で上へ上へと伸びていく傾向があるので、高さを抑えて育てたいときなどには剪定が欠かせません。
落葉した12月〜2月頃が強剪定のチャンスで、ある程度は切り詰めても大丈夫です。
古い枝を抜くと跡が残りやすいので、若いうちの芽や枝を切り詰めつつ育ったときのイメージを持って作っていきましょう。

銀杏(イチョウ)の植え替え

3月頃が適期です。
根が広く張る樹なので、植え替えの際にはある程度根を捌くようにします。
植え替えた株は動かないように針金で固定します。
幹が柔らかめなところがありますので、無理に曲げると折れてしまうかもしれません。
素直な自然樹形でまっすぐに育てるのが一般的なようですね。

銀杏(イチョウ)の潅水(水遣り)

水は切らさないように注意をしましょう。
春・秋は1日に1回、夏は朝と夕方の2回、冬は土の表面が乾いたらあげるようにします。
もみじの根は土の表面近くに細かい根が多く、水が多すぎると根腐れの原因になります。
水はけの良い土に植えるのもそのためです。

銀杏(イチョウ)の施肥

根が旺盛に張る樹なので、それほど肥料は必要としないようです。
ただ、栄養分として窒素が多いと秋に葉がきれいに黄葉してくれないことがありますので、リンとカリの成分が多い肥料を使いましょう。

銀杏(イチョウ)の増やし方

接ぎ木と実生で増やすことができます。
イチョウは実がなるまでに実に長い時間を要しますので、実をつけたいときや親木の性質を受け継ぎたいときなどには接ぎ木が有効です。
そうじゃないときには実生のほうが簡単で、ギンナンを土に埋めておけば数ヵ月後くらいにひょっこりと芽を出してくれます。

コツとしては、果肉には発芽を抑制する物質が含まれているのできれいに洗っておくことと、殻が固いので、埋める前に少し傷をつけておくなどして吸水しやすくしておくことです。
あとは、食べて無くなってしまう前に埋めてしまうこと、でしょうか(笑)。

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  • 椿(つばき)