馬酔木の盆栽の育て方

馬酔木(あせび)の盆栽

馬酔木(あせび)はつつじ科の常緑樹。
古くから日本に自生している樹で、昔から人々にも愛されてきました。
万葉集にも「アシビ」としてアセビを詠んだものが何首かあります。

見どころはやっぱり鈴なりに生る花です。
最盛期には木全体を覆うほどの花をつけ、見どころは十分。
花の時期は2月末〜4月頃です。
他の花に先駆けて花を咲かせて目を楽しませてくれるのも嬉しいですね。

日本の固有種でもあり、比較的に手入れもしやすい木です。
上手く手をかけてきれいな馬酔木の盆栽を作りましょう。

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アセビの育て方

馬酔木(アセビ)って?

やっぱり花を楽しみたいですね。
花のなる穂は分かりやすいので、それをうまく生かして樹形を整えましょう。

花芽分化は秋頃。
花後に花穂を切って実に栄養を取られないようにすること、通風や採光に気を配るなど、来春の開花に向けて英気を養う管理が大切です。

馬酔木(アセビ)の特徴

アセビの花はかわいくてきれいなのですが、実はアセビには毒があります。
馬が花や枝などを食べると中毒を起こし、まるで酔っ払ったようになってしまいます。
「馬酔木」という由来ですね。
この毒性を利用して畑の殺虫剤として利用されていたこともあるそうです。
なので、誤って動物や子供が口にしないように注意しましょう。

馬酔木(アセビ)の盆栽の作り方

馬酔木(アセビ)の剪定

成長のスピードは遅めなので、ゆっくりと樹形を整えていきます。
剪定の時期は花後から花芽の分化前まで。
ふところの枝にまで日が差すようにして枝を整理し、込み入った場所の風通しをよくしておきましょう。
古い枝には芽がつきにくく葉も出にくいので、切り詰めすぎると枯枝になってしまうかもしれません。
葉を残していても通風採光が良くないと枝が弱りやすく、また花芽も付きにくいので注意しましょう。
せっかく付いた花芽を切ってしまわないためにも早めに剪定を終え、それを過ぎたらあまり切らないようにするのが大切です。

馬酔木(アセビ)の植え替え

植え替えの適期は、3・4月の春の芽だし前か、9・10月の秋口の頃。
粘土質の土はあまり好まず、水はけの良い酸性の土が好みです。
半日蔭〜日向を好みますが、西日は苦手なので、置き場所にはそのような場所を選びましょう。

根を切り込むと木が若返り樹勢も強くなりますが、多少老いていたほうが花の付きは良いようです。
鉢の大きさや樹高、花をつける量など、うまくバランスを取って根をさばいてください。

馬酔木(アセビ)の潅水(水遣り)

鉢に植えた場合は水切れに注意です。
特に生長期にはたっぷりと水をあげないと、花芽の付きが悪くなります。
冬季には2〜3日に一回の潅水で大丈夫だと思います。

馬酔木(アセビ)の施肥

肥料は花後のお礼肥と寒肥をあげます。
冬を乗り越えて早々に花を咲かせるので、次の花芽を付けるための栄養になるように花後の肥料を多めに、秋の肥料は少なめにしておきましょう。

馬酔木(アセビ)の増やし方

アセビは挿し木で増やすことができます。
梅雨の6月頃に、15cm位の穂木を用土に挿します。
赤玉土+腐葉土で大丈夫かと思いますが、鹿沼土をプラスするなどの工夫でより良い方法を探ってみるのも楽しいかもしれません。

実生でも増やすことはできます。
ただ、花が終わった後にすぐ花を切ってしまうと実が付きませんので、種を取る時には実を残さないといけません。
翌年の花付きに多少の影響をきたすかもしれません。
また、実生苗には個体差がありますので、花穂の長さ・数・量など、親木とは違う性質の樹になります。
育ててみないと分かりませんが、温かい目で見守って下さい。

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お勧めの樹

  • 躑躅(つつじ)・皐月(さつき)
  • 藤(ふじ)