花梨(かりん)の盆栽の育て方

花梨(かりん)の盆栽

のど飴や果実酒などにも利用されているので、おそらく名前はよく聞いたことのある樹、カリン。
盆栽としてもよく利用されていて、小さいながらに味わいのある姿をした商品盆栽も見かけることができます。
また、実を楽しむのもそうですが花も美しく、秋には紅葉も楽しめる欲張りな樹です。

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カリンの育て方

花梨(かりん)って?

花梨(かりん)の特徴

実物盆栽に分類されている通り、小品の盆栽でも手をかけてあげれば庭木のような立派な実をつけます。
実をつける前段階の花も美しく、また幹肌がきれいなのも花梨の特徴で、実をつけなくても楽しめるかと思います。
春の新芽、花、実、幹、そして紅葉と、1年を通して楽しめるのが花梨の特徴です。

そして、カリンといえば瓜っぽい実をつける樹、という印象がありますね。
ここで言う実を食べるカリンは、じつはバラ科のカリン。
漢字だと「榠?」。なにやら難しい字を使うほうです。
漢字で「花梨」と書くのはマメ科のカリンで、唐木として扱われるインドシタン(インドカリン)を指すようです。
もう一つ、マルメロの実もカリンという名で流通していることがありますし、生薬名「和木瓜(わもっか)」はカリンの果実なんですが、単に木瓜として流通していることもあり、「木瓜(ぼけ)」とも違ったりします。
ちょっとややこしいですね。

正確に分類するなら、「榠?」と「木瓜(ぼけ)」は同じボケ属、「マルメロ」はマルメロ属ですが同じバラ科、唐木のカリンはマメ科シタン属でまったく別の植物、ということになります。
当サイトでは、そこまでこだわらず分かりやすいようにバラ科ボケ属の樹を「花梨」として扱っています。

花梨(かりん)の盆栽の作り方

花梨(かりん)の剪定

適期は12月〜2月の落葉期。
枝の基部に近い部分に花芽ができるので、長い枝は先のほうを落としても大丈夫です。
実をつける時には、花芽を残すことと一緒に樹の体力のことも考えて、残す枝を作ったほうがいいでしょう。
樹勢が弱いと実をつけなくなることもあるそうです。
同じところからいくつかの実がなりそうなときには一つを残して摘果しましょう。

花梨(かりん)の植え替え

根が詰まる前に植え替えを行います。
落葉期にするのですが、なるべく早めにしたほうが翌年の生育がいいようです。
遅くても3月までにはしたいですね。

花梨(かりん)の潅水(水遣り)

土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。
水分が不足すると実が大きくならないので、注意しましょう。

花梨(かりん)の施肥

2月頃と9月頃に有機質の肥料を施します。
花が終わった後にお礼肥をあげてもいいですね。
枝を充実させるために、窒素分よりもリンとカリが豊富な肥料を選びましょう。

花梨(かりん)の増やし方

実生で簡単に増やせます。
ただ、種から始めると実がなるまでに7〜8年ほどかかってしまうので、早く実をつけたいために接ぎ木をすることが多いようです。
盆栽として樹姿を整えたいのなら、実生で小さいうちに曲をつけるのがいいのかもしれませんね。

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