柘榴(ざくろ)の盆栽の育て方

柘榴(ざくろ)の盆栽

古くから日本にあって、なじみも深い樹、柘榴(ざくろ)。
最近ではあまり見かけなくなってしまいましたが、
庭木として利用されることもある樹です。
通学の途中にザクロの木があった、という思い出がある方も少なくないはずですよね。

主に果樹として育てられている方が多く、熟成した実はプチプチとした食感と
甘酸っぱい味でとても美味しいものです。

盆栽のように鉢で育てると、あまり大きくできないので結実数も少な目にはなりますが、苦労して育てた樹に実がなる喜びとその見ごたえは、
実物盆栽特有のものではないでしょうか。

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ざくろの育て方

柘榴(ざくろ)って?

柘榴(ざくろ)の特徴

盆栽においての柘榴は、大まかに分けると「花ざくろ」と「実ざくろ」の2種類があります。
鑑賞の目的を花に置くか実に置くか、ということですが、花ざくろにも小さいながらに実はつきますし、実ざくろの花も意外と見ごたえがあります。
どちらかだけじゃなくて、両方を楽しむつもりで、柘榴を育ててみたいですね。
また、幹にも当然見所があり、ねじ幹ザクロと呼ばれる自然と幹が捻転して育つ種類は盆栽として人気が高いです。

確かに実物や花物の盆栽は、その実や花をつけるためには時間がかかってしまうことが多いです。
でも、つけやすくするための方法もありますので、あきらめずに丁寧に管理していきましょう。

柘榴(ざくろ)の盆栽の作り方

柘榴(ざくろ)の剪定

見栄えや通風・採光のためには剪定が必要ですが、実物盆栽の場合は実がなるのに必要な花を咲かせるために、花芽を切らないようにすることが重要です。
花芽分化の時期は夏なので、それ以降の剪定には注意しましょう。

花芽は、春に延びた太くて短い枝の先端側、2〜3芽に作られます。
その年の秋冬には分かりませんが、翌年の実つきに大きく影響してくることなので、よく観察しておきたいですね。

萌芽力は強いので、胴吹き芽や徒長枝がよくでてきます。
必要な枝を残して整理することで、花芽の付きも良くなります。
樹の根元から生えてくるヤゴは、栄養を取られてしまわないようにすぐ切ってしまってかまいません。

柘榴(ざくろ)の植え替え

2年に1度くらいを目安に、植え替えを行います。
用土は弱酸性で水はけの良いものを選びます。
肥沃な土を好みますので、腐葉土を少し混ぜ込んでおくといいかと思います。

日の良くあたる場所においてくださいね。

柘榴(ざくろ)の潅水(水遣り)

土の表面が乾いたときが目安で、夏なら1日1回、それ以外なら2〜3日に1回くらいです。
根腐れは起こりにくいので、水はたっぷりとあげましょう。
乾燥させないようにしてくださいね。

柘榴(ざくろ)の施肥

柘榴は肥料をよく吸収し、肥料焼けを起こしにくい樹です。
その栄養の分だけ枝を伸ばし葉を広げますが、栄養が過多になると葉ばっかりが茂って花をつけにくくなります、
ひいては実も生りにくくなりますので、適量を心がけるようにしましょう。
リン酸、窒素、カリウムの成分比率にも注目しましょう。

柘榴(ざくろ)の増やし方

実生と挿し木で増やすことができます。
実をつけることができたなら種もたくさん取れるはずなので、採り蒔きにするか3月頃に埋めておくと芽が出てきます。

挿し木も比較的簡単で、発根率も悪くないようです。
切った枝を3月〜4月に土に挿しておくと、数ヵ月後には根が生えてきます。
ヤゴを使うともっと簡単かもしれませんね。

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